京橋・蒲生4駅最寄りの煙突元の調査

京橋の東、蒲生四丁目交差点の西、国道の南側、旧野崎街道の北側、ひっそりと住宅街の中、とある煙突を見つけました。もともと奇抜なデザインの建物を見つけたことが始まりです。どのような施設かを推察するには難しいデザインでした。遠目からもそのド派手は色と設計が目立ちます。ここは一旦何なのか、建屋の裏手まで回ってやっとわかりました。

【結論】現役銭湯の「ユートピア白玉温泉」さんの煙突

中層の集合住宅、戸建てが入り乱れる交通量少ない、道路に明らかに住宅や工場のそれとは異なる奇抜なデザインは遠目からもすぐわかります。

私は所見、八百屋もしくはリサイクルショップかと思っていました。建屋を近くでよくみると、窓の配置なども工夫されています。

「ゆ」、「Utopia」、「白玉」それぞれが全く異なる書体で描かれています。とくに、「ゆ」はちょっと読み難くて、本当に何屋さんがわかりません。「白玉」だけみると、和菓子屋と間違えそうになります。温泉や銭湯のマークなどがわかりやすいと思います。

裏側に回ってみたところ、煙突発見!!!。そうか、ここは銭湯だったのか、この煙突で私はやっとわかりました。しかし、この裏側の道路も袋小路となっているため、この煙突を見るためだけにわざわざ裏手まで回る必要がありました。

近くまでよってみました。煙突は建屋の一番奥にあるので、先ほどの表の道路側はぱっと見気づきませんでした。周辺に中層マンションなどがなければ、きっとその煙突にもっと早く気付くことができたと思いますが、街並みの中に煙突が埋もれてしまっているよくある例ですね。(もったいないです)

場所

京橋駅からは徒歩8分から10分ほどの距離です。一方、東側の蒲生4丁目駅界隈からもほぼ同様の距離で徒歩8分くらいの距離です。

最後に

煙突はいわゆる典型的な煙突で、特に目立った装飾らしいものはありませんでした。表の通りだけを通っていたら、何やら面白い外観の建物があるなぁで終わってしまいそうでしたが、裏手まで回って煙突を発見したときは、中に入らずとも何を提供しているかがわかりました。そしてそれぞれ独立した書体になっていた「ゆ」「Utopia」「白玉」の意味も繋がりました。

煙突は煙が出るということで、あまりポジティブなイメージはありませんが、空にまっすぐ伸びる煙突はまるで万歳をしている片手のように思えます。地域の容積率が変わり、かつて平屋や2階か3階くらいまでの建屋が多かった地域でもまとまった広さの土地と通りに面していれば、5階、6階の中層の集合住宅も建つようになりました。

そんな中層集合住宅と普通の戸建ての街中に銭湯があり、表からも見えにくいとはいえ煙突も雄々しく(隠れながらも)空に向かって伸びている風景が好きです。

実際の入浴レポートはまた別途整理したいと思います。

最後までに読んでいただき、ありがとうございます。

京橋・蒲生四の煙突調査
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