都島駅界隈の煙突元の調査

大阪市営地下鉄、谷町線の都島駅最寄りに煙突を発見しました。最寄りには、「桜通商店街」があります。在りし日の栄振りを伺いつつも、時代の変化とその狭間の中で、周辺模様も変わりつつ、少し寂しい雰囲気が漂いつつも、まだまだ元気に頑張っているお店もあります。その商店街を抜けて、「鵺塚(ぬえづか)」を抜けたあたりで発見しました。ここも何度も何度も通っていますが、私が気づいたのは初めて通った日から1年半後も経ってからです。(気が付かないものですね。。。)その煙突元は・・・

【結論】現役銭湯の「日光温泉」さんの煙突

こちらの銭湯さんは、「日光温泉」。大阪域内の銭湯の名称は、なんでそんな名称にしたのだろうか、と興味を誘われる名称が多いです。

こちらの暖簾、今福鶴見にあるパール新温泉さんと同じ暖簾ですね。右側が男性、左側が女性のように描かれています。

一方、夜間近くを通りがかった際は、また別の暖簾を確認することができています。

あくまでも暖簾ですので、実際の脱衣所の入り口も同様かはわかりません。

肝心の煙突の場所ですが、銭湯の煙突は基本的には入り口とは反対側にあることが多く、また建屋の合間の中に埋もれていることが多いので、煙突そのものは一定の高さがあっても、周辺道路からは住宅の合間から確認したり、周辺道路そのものも隘路になっている場合は、よほど意識して上を見上げないと煙突そのものに気が付かないケースがしばしばです。私も何度も何度も通っていたものの、1年以上気が付きませんでした。

煙突種別について

煙突の周りにそれを補強するかのような金具に取り囲まれています。この手のタイプの煙突は、他にも春日湯さんつぼ花温泉さん神徳温泉さんでも見られるでしょうか。ただ、煙突の直径そのものは、そこまで太くありません。

銭湯の温泉、どこでも共通的にいえるのですが、遠目からみる煙突は、2階付近から伸びているように見えます。1階部分は当然、何かを燃やして、それを管理・調整するための建屋があるので、いきなり地面からタケノコのように伸びているわけではありません。当たり前ですけどね。

そんな煙突があるとしたら、地下にボイラー室がある銭湯・工場かもしれません。或いはその真横にある建屋で、煙突そのものは、横から煙を逃がすという設計ですが、そのような煙突があるかどうかは私自身の勉強不足でわかっていません。。。(スイマセン)

場所

場所は、谷町線都島駅から徒歩300m、4分ほどの距離です。途中、桜橋商店街、その脇にある鵺塚に立ち寄ることもできます。

最後に

銭湯は商店街に近いところに営業しているケースが多いですね。銭湯もまた商店街を構成するお店の一つだったことでしょう。大店舗法が整備され、大きなスーパーやショッピングセンター等ができる前は、地域の商店街がコミュニティとしての役割ももっていたでしょう。

人が長く滞在するような場所、銭湯なども街の寄り合い社交場みたいなところだったでしょう。喫茶店や定食屋もそうだったのかもしれません。銭湯、喫茶店、定食屋、本来提供しているサービスがあるのに加えて、そこでの過ごす時間、お客さん同士の会話、店員さんとのちょっとした会話等、コミュニケーションするための大切な場の一つだったことでしょう。

コロナで大きく変わってしまっています。黙浴、黙食が推奨とされています。はやく、このコロナ禍があけて、「ガハハハ!」と大きな声で笑って楽しい談笑できる空間、機会が復活してほしいと切に願うばかりです。

煙突探しも楽しいものです。40歳を超えたおっさんが煙突を見つけてはしゃぐのも恥ずかしい話ですが、住宅街にあって煙突を見つけると、なんだか嬉しくなります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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