大宮(千林大宮駅)最寄りの煙突元の調査

陽もとうに沈み、ひっそりとしている千林界隈の商店街を抜けて少し小道に入ったところになにやら、赤字で一文字書いてあります。広告にしては小さすぎる、近づいてみるとなんと煙突でした。ネオンは、「ゆ」の平仮名一文字が。。。しかも煙突のてっぺんにあるネオンは各方面に向いて「ゆ」をアピールしているかのようです。この煙突元は・・・

【結論】現役銭湯の「神徳温泉」さんの煙突

私が最初に見つけたのは煙突ですが、その煙突の北側には広い駐車場があります。町の銭湯には珍しい自前の広い駐車場をお持ちです。訪問したのが夜だったこともあり、写真の画質はあまりよくありませんが、広い駐車場と、煙突、そして煙突にてっぺんにある「ゆ」のネオンをスマホカメラにおさめることができました。

いったい入り口はどこなのだろうか、ぐるっと回ると自転車がたくさん置かれている場所があり、入り口脇には4面の看板ボードがありますが、全て神徳温泉のそれです。

靴箱がたくさんあります、それだけ多くのお客様を収容できるキャパシティがある銭湯なのが伺えます。

靴を入れると、ドアをあけるとすぐ目の前に2台に券売機。券売機が2台あるのも、こちらのお店のキャパを物語っています。大人1枚分の入浴券を購入し、番台へ持っていきます。こちらの番台はパンダ温泉こと、最寄りの深草温泉と同じタイプで、男湯・女湯の暖簾をくぐる前にあります。(管理人としては、春日湯さんのような番台が双方とつながっているタイプが、かつて幼少のころ家族といった楽しい銭湯の思い出補正もあるので好きです)

髭剃りやシャンプーなどは番台で購入します。私は髭剃りを購入しようと、3種類紹介ありまして、100円、90円、30円。「どれが一番切れますか?」と聞いたところ、90円を薦められました。へそ曲がりな私はまず30円にしようと手に取りましたが、「それは辞めておいたほうが良い」と。それなら100円のをを思いまして、手を動かしたところ、「それも値段のわりには切れない」と。結局90円のに落ち着きましたが、30円、100円のとそれぞれどんな特徴があるのか気になってしまいました。それとも単純に松竹梅戦略で、たいていの人が「竹」を選択するのを狙って、そうした値付けにしているのか、色々考えてしまいました。

こちらのご主人、頑固、生真面目感がとても出ており、初めてきた私が、「こちらの銭湯は・・・」と切り出そうものなら、「コロナ禍ですので・・・」と会話を慎まれてしまいました。サービス業なんだから、もう少し客愛想しても良いのになぁと思うのは、私の考えですが、髭剃りを購入時のご主人の対応といい、真面目な方な印象がとてもよく伝わってきました。

脱衣所はとても広いです。そしてお風呂もとにかく広かったです。普通の銭湯の3倍から4倍くらいの広さがあるように感じました。とくに奥に長く、表の看板にあったような多種多様なお風呂があり、その規模はちょっとした健康ランドクラスです。

縦に長いので、ちびっこが来たら、きっと走って、そして転んで、お父さんが、「コラコラ、走るなと言っただろ」という情景を容易に思い浮かべることができます。

強い圧力を噴出して身体のあちこちにあてることができるジェットタイプのお風呂もありましたが、普段春日湯さんのジェット風呂に慣れている私はちょっと物足りなさ感がありました。

設備はとてもよく充実しています。ただ私には広すぎましたね。

場所

最寄り駅は、地下鉄谷町線の千林大宮駅から徒歩5分350mくらいの距離です。

最後に

休憩ブースも広く、また入り口脇には、喫煙者の方向けの専用の喫煙ブースもあり、ゆあがりに店外にでることなく、一服することができます。

またお菓子、アルコール(コロナ禍でしたので提供していませんでした)、軽食なども提供できるようです。本当に小さな健康ランドのようです。

休憩エリアには、テレビがあり、雑誌もあり、机や椅子には飲食店のように透明なアクリル板があり、セパレートされています。私は「ひとくちソースカツ」と自販機で購入したお茶で休憩しようとしていました。しかし食べ物の購入はできますが、これまたコロナ禍だったということで、店内では食べることはできませんでした。(お茶等は飲むことはできます)

このお店の経営方針は本当に真面目、頑固一徹感があります。

コロナ禍だったということで、三密を避けるため、23時頃に入浴しましたが、それでもお客様は少なからずいました。地域の人達に愛されている神徳温泉さんでした。

私はご主人の愛嬌のなさというか、なにかつっけんどんな感じがお風呂や設備そのものよりも、記憶に残ってしまいました。(ちょっとした会話をしたかったのですが、一見の私にはまだハードルが高かったのかもしれません)

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