今里筋線でいえば関目成育駅、京阪本線でいえば関目駅界隈になりますが、格子状の住宅街にありながら、煙突を発見することができました。煙突にもいろいろ種類ありますが、この手の煙突は見たことがあります。しかし煙突発見に至るまで、実のところ、この辺りを20回以上通ってましたが気づきませんでした。ひょんなタイミングで煙突の存在に気が付くことができましたので、煙突元をいつも通り調べてみました。
【結論】現役銭湯の「鈴蘭温泉」さんの煙突
ちなみに夜間ではこんな感じです。
一本南側の道路から、北側を見た際の煙突。角度によってわずかばかり煙突が見えるところがあります。灰色の煙突の周りを覆うかのようなタイプです。もともとついていたものか、はたまた地震時の対策用のそれかはわかりませんが、このタイプと似たような煙突として、千林の京街道沿いにある春日湯さん、鈴蘭温泉さん最寄りある神徳温泉さん、内環状沿いにあるつぼ花温泉さんと同じタイプの煙突だと思います。
後日、別のアングルからの撮影にも成功しました。下の写真は、東から西に向けた道路からの写真です。
鈴蘭温泉さんの特徴
鈴蘭温泉さんの特徴、私が気づいた点について記述したいと思います。
駐車場
最寄りの神徳温泉さん同様に、最寄りに駐車場があります。鈴蘭さんの場合は、向かいに駐車場があるので、わかりやすいです。
夜間に撮影した写真でわかりにくいですが、斜め向かいに駐車場があります。
毎朝6時から営業
朝風呂をやっている銭湯さんは他にもありますが、この鈴蘭さんはなんと毎日朝風呂やっているということです。仕事柄、夜勤などをやられた方にとっては朝風呂の銭湯は格別だと思います。
コインランドリー
銭湯とコインランドリーはセットになっているところも多いです。最寄りの深草温泉さんなどもすぐ隣にコインランドリーがありますが、鈴蘭さんの場合、道路は挟んで斜め向かいにコインランドリーがあります。夜になると、このコインランドリーだけが明るいので、一目でわかります。
銭湯内は撮影できませんので、私が入浴させてもらった感想ベースで整理していきます。
右側が女湯、左側が男湯です。銭湯の場合、毎回どちらが男か女か迷ってしまい、間違えて女湯のほうの扉を開けてしまいそうになりました。間違えて開けたら、事故で済めばよいですが、それを防止するかのように取っ手のところに、女湯は赤、男湯は青と工夫されています。
一歩入ると、番台があります。この番台は男湯・女湯繋がっているタイプです。こちらの鈴蘭温泉さんの特色の一つとして、入浴料が大人400円と平均的なお値段よりも安めです。
脱衣所は広く、ベンチも複数あります。雑誌もあります。番台周辺には髭剃り、ボディソープ、シャンプー、リンス他、各種飲料も充実しています。アルコールも売っています。(運転の方は飲んでなダメですね。)
浴室も広いです。天井がやや高く、解放感ありますが、浴室内ネタについては、またページを改めて整理したいと思います。
場所
最後に
管理人は基本、銭湯にいく場合は、できるだけ閉店間際に行くようにしています。コロナ禍もあって、できるだけ密を避けるためです。しかし、当然同じように考える人が他にもいますし、閉店間際に駆け込みで来られる方がいたりと、この鈴蘭温泉さんへ行ったときは、遅い時間帯でしたが、そこそこお客様も多かったです。
銭湯内では「黙浴」のビラがはられていますが、ご近所さん、馴染みの客同士では自然と会話がおきますが、それでもやはり控え見です。
私は浴室内で、とある御仁とひょんなことで会話する機会がありました。この御仁、鈴蘭温泉さんらお好みらしく、東成区(ここから5キロ以上)も離れたところから車で来られているとのことです。その途中、もしくは界隈にも銭湯はありますが、この鈴蘭温泉さんがお気に入りとのことでした。そのほか、お気に入りの銭湯を教えてもらったお返しとばかりに、私も自分がお気に入りの銭湯をいくつか紹介しました。この時お話しさせていただいた方は、駐車場があることが条件なのと、あとは温泉の雰囲気を大切にされているようでした。
広くて、複数のベンチがある脱衣所では、皆さん湯上りの時間をゆっくり過ごしています。私も同様に、飲み物を買って扇風機にあたりながら、ぼーっと過ごします。
銭湯は、街の社交場の一つだと思っています。コロナが納まった後、お客さん同士で笑顔で談笑しあえる、脱衣所の様子がまた復活することを願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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鈴蘭温泉、暖簾の鈴蘭がオリジナリティありますよね。なぜ、鈴蘭なのでしょうか。気になります。今度訪問時に番台のおばちゃんに聞いてみたいと思います。