大阪市都島区の銀橋(桜宮橋)と都島橋まで、大川沿いに1丁目から5丁目まである中で、3丁目界隈に煙突を発見しました。3丁目といっても、「Always ~3丁目の夕日~」ではありません。しかしその時代をなんだか思い出させてくれそうな雰囲気ある建屋です。その建屋界隈を回ってみたので、整理しておきます。
【結論】櫻宮化学株式会社さんの煙突

煙突は丁度昨年創業から100年が経過した化学関連企業、櫻宮化学株式会社さんの煙突です。大正10年1921年)金属塗料の専門メーカーとして発足し、今日まで永い社歴を有する会社とのことです。

櫻宮化学株式会社さんについて

HPを拝見しますと、主に塗料関連を扱うメーカーさんのようです。飲料缶用塗料からはじまり、ラミネート缶用塗料、美術缶・サニタリー缶用塗料、ラミネート缶用塗料等、薬品缶用塗料、ドラム・ペール缶用塗料、アルミ箔用塗料、耐熱性塗料等、様々です。
おそらく高温にて何かを扱うことも考えられますし、必要に応じて適切な排気が必要なだけに煙突があるのかと思われます。
HPの「ごさいさつ」ページの最初に表示されるのは、下記のようなものです。たしかに缶詰は各地へ遠征へいくフランス軍のため、長期で保管できて運搬しやすいものとして缶詰が初めて発明された、と聞きます。ナポレオンからの依頼によりそれを設計・開発した技術者・メーカーには相当の苦労があったことでしょう。
非常に考えさせられるのるものですが、関西の会社なだけに「くすっ」と笑える冗談めいたような狙いもあるのかもしれません。

場所
〒534-0027 大阪府大阪市都島区中野町3丁目1−22
JR大阪環状線桜宮駅から徒歩8分くらいでしょう。
会社の敷地は公園を北西にLの字の逆のような敷地内にある件の煙突は南西側にあります。
最後に
日本には創業100年を超える会社の数が非常に多くあると聞きます。2020年時点でも、3万3000社を超えるとのことです。櫻宮化学さんのその中の1社であり、大正、昭和、平成、そして令和へとバトンタッチされてきた技術、関係各社、お客様との信頼関係あってのことですでしょう。一般的に会社の平均寿命は30年と言われる中で、事業を維持・継続していくのもまたすごいことですし、文字通り一朝一夕では成し遂げない経営力があってこそだと思っています。
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