西長堀・西大橋 二郎系ラーメン

どうしてもラーメンをがっつり食べたい、もりもり食べたいニンニク、野菜、アブラも混ぜてワシワシと麺をすする魅力は二郎系ラーメンでの至高の時間ともいえます。まるで卵かけご飯を食べるような勢いで食べていると、嚙み切れていないニンニクが食堂ではなく、気管のほうに入ろうものなら、百日咳かと思うくらいに咳き込んでしまうリスクがあるので、お気をつけくださいまし。今回紹介するのも二郎系のラーメン、西区にあります。

あいすべきものすべてに ニュータウン店

入り口の写真

果たして、こんなところにラーメン屋さんなどあるだろうか、と思われる閑静な地域にひっそりとあります。入り口や周りも、「ラーメン屋、ここでござーい」と、デカデカとアピールしているわけでもないです。

カウンターだけの細長い店舗なので、そんなに広くはないとはいえ、行列を想定して、入り口にはベンチ、また愛煙家の方向けの灰皿などが完備されています。

ラーメン写真

店内にある食券機で食べたいメニューの食券を購入。私は豚ダブル、アブラ増し増しを注文。店内はほぼ満席でしたが、最後の席に座れるようなタイミングで着席。10分くらいでコールありました。

アブラは別皿でも増し増し

食べ応え満点です。肉はスープの中に沈め、温めておきます。(最初から温かいですが、冷えないようにするためですね。)アブラと野菜とニンニクをまずはバリバリ食べる、これがまず最初の至福のひと時です。その後適宜肉を頬張りつつ、麺をがっつりすする。

途中で追いアブラをつぎ足し、麺にからめて食べるとうまいことうまいこと。あぁ、このアブラで寿命が1週間くらい縮むのかなと心配するも、美味さでそんな不安は払しょくされます。

場所

住所は〒550-0013 大阪府大阪市西区新町2丁目17−5 にあり、最も近い地下鉄は長堀鶴見緑地線の西大橋駅からですが、同線の西長堀駅、千日前線の西長堀駅からも徒歩圏でしょう。大阪を南北を縦貫する主要地下鉄路線である御堂筋線の心斎橋駅、四つ橋線の四ツ橋駅からも歩けないことはないです。

最後に

店長らしき方は常連さんとお話ししている際に、ご自身の修行期間での辛い経験のお話をしていました。店内には外国籍の店員さんが2名おり、そのうちの1名は怒られていました。狭い店内で、他にもお客さんはその他店員さんらがいるところで怒られており、面子も何もあったものではないです。ひと昔前からそれほど気にならなかったのかもしれませんが、面前で罵倒ともいえる注意の仕方は、何かひっかかるものがありました。

日本でのサービス業や介護の現場を支えている外国人労働者、異国の地まで来て働く彼らの環境が良いかどうかは、当地の現実と相対的に比較することができませんが、直近のニュース(2023年2月)で、日本で働く外国人労働者数が最多を更新するなか、人口減少する日本の現場で働く異国の方々も故郷の家族のため、自身のために働いている現実があります。

とりわけ増えているのはベトナム人の方々であり、日本で働く外国人労働者の中では最多となり、さらにここ数年外国人犯罪者数の比率でも最多になっている現実もあり、複雑な心境です。多数の人は真面目にサービス業などを中心とした安価な人件費を必要とする業界(日本では若手が少ない、また安い価格で働く人も相対的に減ってきている)で頑張っている中、悪い輩が引き起こす事件をしばしばみます。

美味しいラーメン屋さんの話から脱却してしまいましたが、温かくて美味しい料理を家族や仲間と談笑しながら毎日食べれるのは、幸せなことなんだなと改めて感じました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

追記:本記事公開前に再度Google Mapでお店情報確認したところ(2023年2月23日現在)、今は臨時休業しているとのことで、再開される日を期待したいです。

大阪市西区の二郎系ラーメン
最新情報をチェックしよう!