大阪市は都島区、地下鉄谷町線の都島近くに煙突を発見しました。実は前回は都島駅から南東の方角にあった煙突に対して、今回は都島駅から北東にある煙突です。周囲は東西の都島通(かつて市電が入っていました)、そして南北には市道天王寺赤川線があり(ここも昔は市電が走ってました)、周辺には大阪市立総合医療センターをはじめ、警察署、消防署、郵便局他、区のスポーツセンターをはじめ、学校も多く、スーパー、商店街、居酒屋やラーメン屋、各種飲食店も多くある便利な地域です。駅からもかなり近い、その煙突は・・・
都島駅南東にある煙突に関する記事はこちらです。
【結論】ラムネ飲料メーカー「ハタ鉱泉株式会社」さんの煙突
都島駅の目と鼻の先になんと皆大好き、夏でも冬でも美味しい、ラムネ飲料メーカーさんの工場があります。
東側から西側に向けて外観を撮影しました。タンクと煙突が見えます。煙突はこれまで見てきた煙突の中でも比較的直径が短いですが、タンクの大きさにはびっくりです。
なんとラムネ・シャンメリー 生産数「日本一」のメーカーさんなんだそうです!大阪市都島区に、日本一のメーカーさんがあることを知ったのはびっくりです。丁度扉が開いていたので、道端からシャッター切らせてもらいました。ラインにはラムネがあります。
向かいには倉庫もあります。
場所
ハタ鉱泉株式会社さんについて
HPを拝見して驚きました。ラムネ1日55万本とのことです。1日の操業時間を8時間と仮定すると、なんと1秒で19本出来上がっている試算となります。ほわわ〜ん、とあくびを数秒するだけで100本近いラムネができているという、なんという高い製造能力でしょうか。
創業は昭和21年(1946年)、戦後まもなく創業されたようですね。ラムネそのものは、戦前からある飲み物でしたが、贅沢な飲み物だったといえますね。戦争が終わり、平和な世の中になってラムネ工場を創業されたのでしょうね。
さらに驚いたのは、国内の消費のみならず、世界45か国に輸出までしているとのことです。これはすごいことです。2022年4月現在、30年ぶりの記録的な円安になろうとしているため、メーカーは海外から輸入してる各種原材料の費用は上がっているかもしれませんが、製品を海外に売ることは大きな利益につながることでしょうね。日本国内に工場がどんどん少なくなっているなか、頑張ってもらいたいです。
参照させていただいたHPはこちらです。
ハタ鉱泉株式会社|ラムネ・よいこの泡びぃー・ひやしあめ・みかん水・シャンメリー・お子様白酒など、なつかしい商品や人気の商品を製造しています|大阪府大阪市 (hata-kosen.co.jp)
最寄りには
その他、当ブログで取り扱った最寄りネタとしては、最寄りの大阪市立総合医療センターがあります。ここの東側の地境は大変興味深いものでした。
また、都島本通りの交差点には史跡としての水門がありますが、かつてこの地域では井路と呼ばれる農業用の水路が今の道路のように巡っており、その多くは都市化の波にのまれ、役目を終えて埋め立てられてました。
しかし、今日ではかつての水路が細長い公園として地域の方に親しまれています。
最後に
色んなトップを取ることも難しいですし、それを維持するのもまた難しいです。社会の変化に伴い、人々の嗜好も変われば、代替となる色んな商品や選択肢が出てくる中、私の中で夏といったら想起する飲み物はラムネですね。これは世代にもよるかもしれません。成人するとそれがビールになるかと思いますが、楽しかった少年時代、汗まみれ、泥まみれになって遊びまわっていた時代を振り返ると、当時飲んだラムネはなにものにも代えがたい美味しさとさわやかさでした。
たまたま通りがった通りに煙突を発見し、その煙突主はなんと日本一のラムネメーカーのハタ鉱泉株式会社さんで、都島駅最寄りで今もラムネを製造し続けていることでラムネへの親近感がさらにわきました。流石工場最寄りでの店頭販売はないかとしていなかったようですが、次回ラムネを飲む際に、どこのメーカーさんのか確認してみようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。