守口(滝井・千林駅)界隈の煙突元の調査

最寄りは京阪本線の滝井駅・千林駅、あるいは今里筋線の清水駅最寄りから5分かそこら歩くと見えてます。大きな環状線沿いではなく、込み入った住宅街の中にあります。おそらく戦前から住宅地があったのような場所で、地域の名士が住んでそうな倉付きの立派な邸宅もあります。普通ならまったく気が付かず通り過ぎてしまいますが、ありましたよ、煙突が。細い道路、住宅街の中にある煙突でいえば、もはや高い確率で、あの煙突しかありません。

【結論】現役銭湯の「清滝温泉」さんの煙突

看板に気が付かないとうっかり通り過ぎてしまいそうなくらいです。大阪市内の銭湯は、たいていド派手は看板が多くあり、「ここは銭湯やで~」とアピール感があるのですが、こちらの銭湯はかなり控え目です。

道路に対して幅は広くなく、その分、奥が深いタイプの建屋となっています。

看板もかなり年季が入っています。

こちらの銭湯、左側が男性、右側が女性のようですね。番台は中あるようです。残念ながら、まだこちらの銭湯を利用させてもらったことがないので、またタイミングを見て浸かりにきたいと思います。

肝心の煙突はいうと、お店の脇の道を入り、やや裏手に回ると確認できます。どの銭湯もそうですが、煙突は入り口とは対極の場所にあることが多いです。つまり、奥ですね、奥。こちらは北側から南西に向けたアングルでの写真です。

梯子が見えます。上にいくほど黒くなっています。

後日、西側からのアングルでもいい感じで煙突が撮影できるポイントがありましたので、西側からも煙突を撮影しました。

西側の道路からの撮影
さらに近づいて、西側から東に向けての撮影。二階部から煙突が伸びていることがわかります。1階部はボイラー室があるのだと思います。

場所

京阪本線 滝井駅から徒歩5分(350m)の距離です。込み入った住宅街にひっそりとあります。

あるいは同様に京阪本線 千林駅から徒歩6分(450m)の距離です。

最後に

いわゆる、「健康ランド」などはおおきな幹線道路に広大な駐車場と広く多様なお風呂、レストランなどが多いなか、古くからの建屋があり、それこそ区画整理などがされていない下町感が漂うところに昔ながらの銭湯があることがしばしばです。

かつてはお風呂がない集合住宅も多くあった時代があり、今は各家庭には基本お風呂があります。しかしそんな現代にあっても、銭湯は欠かせない地域インフラの一つといえるかもしれません。私も銭湯を通じて、ひょんなことから常連さんとコミュニケーションしたり、同じように銭湯好きの方から、「〇〇湯」もいってみると良いよ、と教えてもらうこともあります。

おまけですが、清滝銭湯さんのお向かいは、それこそ立派な立派なお屋敷です。倉もあり、かつても今もこの地の名士さんが暮らしているのでしょうね。

敷地内北西の方角に位置する倉。
立派な門構えと塀、文化財ものですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

清滝温泉及び周辺の倉
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